酸味の強いコーヒーが苦手な方っていますよね。
私自身もあなたと同じように酸っぱいコーヒーが苦手です。
酸味の強いコーヒー豆の品種を知っていれば、自分でコーヒー豆を購入するときに参考にできます。
また、カフェでドリップコーヒーを注文するときにも酸味の強いコーヒーを注文せずに済みますよね。
今回の記事では、酸味の強いコーヒー豆について紹介します。
- コーヒーの酸味とは、コーヒー本来の果実の酸味のこと
- 酸味の強いコーヒー豆の特徴
- 酸味の強いコーヒー豆を飲みやすくする方法5選!
今回の記事を読んでもらえれば、酸味の強いコーヒー豆の品種がわかるようになるので、わざわざ酸味の強いコーヒー豆を選ばなくて済むようになりますよ。
コーヒーの酸味とは、コーヒー本来の果実の酸味のこと
一般的にコーヒーの酸味とは、コーヒー本来の果実であるコーヒーチェリーがもつ酸味のことです。
果実の酸味なので、コーヒーの酸味はフルーツのような酸味を感じることができます。
私は実際に試しているポストコーヒー のサブスクでは、「ダークチェリー」や「ベリー」といった酸味の感じられるコーヒーを飲みました。
それとは違って鼻に残るようなキツい酸味は、コーヒーが酸化してしまった鮮度の悪い状態である可能性が高いです。
酸味の強いコーヒー豆の特徴
酸味の強いコーヒー豆の特徴は、品種と焙煎度です。
酸味の強いコーヒー豆の品種と焙煎度を覚えておけば間違えて選ぶことはないでしょう。
しかし、珈琲本来の酸味は鼻にツーンとくる酸味になりにくいものもあるので、少しずつチャレンジしてみるといいかもしれません。(それでも私は苦手ですが・・・)
酸味の強いコーヒー豆の品種一覧
- キリマンジャロ
- コナ
- モカ
- ブルーマウンテン
- グアテマラ
キリマンジャロ
タンザニアで栽培されているコーヒー豆で、強い酸味と花のような甘い香りが特徴です。
コーヒー豆としても有名なので、認知されている方は多いのではないでしょうか。
世界三大コーヒーの一つです。
コナ
アメリカのハワイ州で栽培されているコーヒー豆で、すっきりした酸味が特徴で
す。
先ほど紹介したキリマンジャロと並んで、世界三大コーヒーの一つです。
モカ
アジアのイエメン共和国やアフリカのエチオピアで栽培されたコーヒー豆をイエメン共和国のモカ港で船積みされていたことから、モカと呼ばれるようになったコーヒー豆です。
モカは、個性的な香りと強い酸味のあることが特徴です。
ブルーマウンテン
ジャマイカにあるブルーマウンテンで栽培されているコーヒー豆です。
香りが非常に高く、すっきりとした酸味が特徴です。
先ほど紹介したキリマンジャロやコナと並んで、世界三大コーヒーの一つです。
グアテマラ
グアテマラで栽培されているコーヒー豆で、果物のような酸味と甘い香りが特徴です。
フルーティな酸味が感じられます。
酸味の強いコーヒー豆の焙煎度
焙煎度はコーヒーの味において、最も大きな影響を与えるものです。
コーヒーの味は、産地銘柄よりも焙煎度の違いだという方もいます。
焙煎度の分け方は様々ですが、一般的には4〜8段階くらいに分かれています。
浅煎り・・・ライト/シナモン
中煎り・・・ミディアム/ハイ
中深煎り・・・シティ/フルシティ
深煎り・・・フレンチ/イタリアン
この分け方には、「ハゼ」のタイミングが関係しています。
ハゼが起こると、豆は膨らみます。ハゼが何回起こったのかで、焙煎度を分けているのです。
豆の色も深煎りになるほど、黒くなっていきます。
一般的に、浅煎りになるほど酸味が強くなり、深煎りになるほど酸味が消えて苦味が強くなります。
酸味の強いコーヒーを飲みやすくする方法4選!
- 挽き方を中細挽きにする
- 抽出時の湯の温度を高くする
- ゆっくり抽出する
- ブレンドする
挽き方を中細挽きにする
コーヒーの粉のメッシュ(粒度)の大きさは、コーヒーの味に大きな影響を与えます。
粉のメッシュが細かいほど粉の表面積が大きくなり、抽出される成分も多くなります。
すると、コーヒーの濃度は濃くなり、苦味が強くなります。
苦味が強くなると、酸味が弱まります。
酸味を抑えて飲みやすくしたいのであれば、粉のメッシュを細かくする必要があります。
しかし、ペーパードリップの場合、粉のメッシュが細かすぎると、うまく抽出することができないので、中細挽きがおすすめです。
抽出時の湯の温度を高くする
抽出時の湯の温度もコーヒーの味に大きな影響を与えます。
一般的に、抽出時の湯の温度が高いと苦味成分が出やすく、酸味が出にくくなります。
なぜかというと、湯温が高いと、苦味や渋味の成分が引き出しやすくなるためです。
酸味を抑えて飲みやすくするには、抽出時の湯の温度を高くしたほうが良いでしょう。
ゆっくり抽出する
抽出時間もコーヒーの味に影響を与えます。
抽出時間が遅いほど、コーヒーの味は豊かでふくよかな味になります。
一方で、抽出時間が速いと、苦味がやや弱くなり、酸味が引き立ちやすくなります。
酸味を抑えて飲みやすくしたいなら、ゆっくり抽出した方が良いですね。
ブレンドする
どうしても酸味が強いコーヒーになってしまうのであれば、中煎り〜深煎りのコーヒー豆とブレンドしてみましょう。
ブレンドとは、異なったコーヒー豆を混ぜることです。
酸味と苦味がちょうど良いバランスになるブレンドになれば、きっと飲みやすくなります。
あなた好みのブレンドの配分を見つけるのもきっと楽しいはずです。
酸味が強くても飲みやすくする方法はある!
今回の記事では、酸味の強いコーヒーとは、コーヒー本来の果実の酸味のことと解説してきました。
本来のコーヒーの酸味は、果実の酸味なので、「チェリー」や「オレンジ」といった柑橘系の酸味を味わうことができます。
鼻にツーンとくる酸味は、コーヒー豆が酸化してしまっている状態にあるので、保存方法についても気を付けたいですね。
次に酸味の強いコーヒー豆は以下の通りです。
- キリマンジャロ
- コナ
- モカ
- ブルーマウンテン
- グアテマラ
また、焙煎度のよっても酸味の強さが変わります。
特に浅煎りのコーヒー豆は酸味が強い傾向にあります。
そして、酸味の強いコーヒーを飲みやすくする方法は以下の通りです。
- 挽き方を中細挽きにする
- 抽出時の湯の温度を高くする
- ゆっくり抽出する
- ブレンドする
ペーパードリップする前提で紹介していますが、どれもすぐに実践できることばかりです。
ぜひお試しあれ!